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友人・知人を訪ねるためトスカーナへ。
フィレンツェを拠点にアレッツォとルッカに。 フィレンツェは今までに何度も行っているけど やっぱり好きではない。 街のスケールに対して車が多いのはもちろん、ドゥオーモをはじめとしてスケールアウトした建築が多い気がする。 でも周辺の都市には好きな街がたくさんある。 シエナやサンジミニャーノ、ヴィンチ・・・ そして今回行ったアレッツォとルッカ。 アレッツォはロベルト・ベニーニの映画”ライフ・イズ・ビューティフル”の舞台にもなった街。 (今回初めて知った・・) 言われて見ればこの傾斜の強い広場”ピアッザ・グランデ”を自転車に息子を乗せてベニーニが走っているシーンがあったっけ。 ルッカは楕円形の広場”ピアッザ・アンフィテアットロ”が有名。 トンネルをくぐるとそこは・・広場。 広場マニアの私には興味深い小さな街。 ただただこれらの広場界隈を中心に街を散策。 どちらも同様な形をした城壁が街を今も取り囲んでいる。 トスカーナといえば有名な赤ワイン”CHIANTI”(キャンティ)。 いっぱい飲んだなぁ・・ けどトスカーナの肉料理には”CHIANTI”が合った。 普段、ヴェネチアでは不味いので肉をほとんど食べないからか 久々に肉ばっかの生活でちょっと胃は重い・・ 今日、久々にヴェネトの”RABOSO”、”PINO NERO”を飲んだらやたら軽く感じた。 野菜や魚介類が中心の私の生活にはこの軽いワインが一番だけど。 その街の料理に、その料理に合ったその街のワイン。 それがベスト。 そんな当たり前のことをつくづく感じた今回の旅行だった。 今回もだいたい晴れ。 ホントに晴れ女だ。 #
by capamo
| 2005-05-11 23:33
| イタリア
日本からGWを利用して友人が
ヴェネチアへ遊びに来てくれた。 お願いしてあった数冊の本と高菜漬け(?)を持って・・ 今回は6日間の滞在。 まあまあ、ゆとりがある。 ってことで友人が是非行きたいって言う 「地球の歩き方」にも載っているイル ブルッキエロ・ツアーに参加してみた。 という私も前から興味があって一度乗ってみたいと思っていいたのでラッキー。 費用が結構高いのでイタリア人を誘うのは無理だなって思っていたし。 ヴェネチアから船でブレンダ運河を上って行くってツアー。 ブレンダ運河沿いには昔ヴェネチア貴族が広い土地を求めて 建てられたヴィッラが今でも点在している。 ツアーではこのうち有名どころのヴィッラを3つ(フォスカリ・ウィッドマン・ピサーニ家)を 途中、船を寄せて見学する。(写真はヴィッラ・フォスカリ) ちなみに昼食も船を寄せて川辺のリストランテでとる。 ツアーなのに予想以上に格安(別料金)で美味しかった。 私の一番の楽しみは高低差のある運河を進むために設けられた水門の通過。 閉ざされた水門の中で船が次のレベルまで数メートル上がっていく。 今回のツアーで3箇所くらいの水門を通過したけどホントに面白い。 それ以外にも船が通るたびにさまざまな仕組みで引っ込まれる橋の数々。 現代であっても大体は手動っていうのがおかしい。 参加者は半数がイタリア人、残るをフランス人、ドイツ人、イギリス人、そして日本人2人。 私は慣れているけど友人はイタリア人の騒がしさに最後まであきれていた。 で、ガイドはイタリア語とドイツ語だけときている・・ 英語がないっていうのは珍しい。 フランス人とイギリス人、そして友人にはちょっとかわいそうだったかも。 朝9時にサンマルコ広場を出発した船はのんびり運河を上って 夕方6時頃にヴィッラ・ピサーニで解散。 そこからはバスでベネチアへ。バスだとヴェネチアまで約30分足らず。 昔の人の優雅な時間の流れを感じることの出来た1日だった。 昔は手漕ぎだからもっと時間はかかったはず。 満足、満足。 #
by capamo
| 2005-05-07 22:33
| この街
すっかり暖かくなったので昨日まで
旅に出ていた。 中世の街そのままのこの街ヴェネチアも 季節・天気・水位によって景色が毎日変わり、 決して飽きることはないのだけれどその歴史の重さにたまに息が詰まりそうになる。 ってことで現代社会に触れに近場の大都会、 ロンドン・パリへ。 行きはeasyjetでロンドンまで、帰りはmyairでパリからヴェネチアへ戻るっていう、 ここでは王道の格安航空会社を利用。 (たまに1ユーロとか破格のチケットを販売する!!) 両方足しても80ユーロ(1万円ちょっと)。 でも一度はドーバー海峡を電車で渡ってみたいって言う私のわがままで、その都市間の移動が少し高めとなってしまったけど・・ 一応、メインは建築。 ロンドンはほぼ初めて。 初めての街に来たらとりあえず高いところに上って 街の大枠をつかむのがベター。 で、London eye(2000年)っていう有名な観覧車へ。 2人で25ポンド(5千円位)も払ったけどかなり満足。 全体の構造もテムズ川に張り出した格好で面白いし 何よりも個々のカプセルの形と大きさ、そして透明度。 一方的に外の景色を見るだけっていう普通の観覧車にない、 カプセル間の見るー見られる関係が面白い。 他は新しいところでHerzogのTate modern(2000)や、 FosterのSwiss Reinsurance Tower(2003年)、 去年のヴェネチアビエンナーレで知った Royal Opera Houseの渡り廊下等を見て回った。 夜は本場のミュージカル”レ・ミゼラブル”鑑賞。 期待通り、最高。 劇場は古くてちょっと小さめだけど雰囲気がある。 そして2,3時間、電車に揺られてパリへ。 パリは一番好きな街。(ヴェネチアも1番!?) 何度か来ているのでとりあえず建築を見るよりは のんびり街をうろつこうって予定だったのだけれど・・ 結局、今まで何故か行っていない 超大御所コルビュジエの”ロンシャンの教会”へ 何を血迷ったのか行くことに。 美容院に行きたい(?)という友人を置いて・・ ネットや観光案内所、カード会社の現地デスクの 情報から何とかパリから日帰りが出来そうって事がわかる。 でも私が見た限り、ネット上での行った人たちの情報より 私が行った方法が結構時間と費用をトータルで考えると よさそうなので今後行く予定の人達のためにちょっと詳細を。 Paris Est(東駅) 7:09発 ↓ 電車(40.80ユーロ) Lure 10:59着 Lure 約11:10出発 ↓ TAXI(20ユーロ) Notre-Dame-du-Haut(ロンシャンの教会) 約11:30到着 Notre-Dame-du-Haut(ロンシャンの教会) 約13:15出発 ↓ 徒歩 Ronchamp 13:45頃到着 Ronchamp 14:07発 ↓ 電車 Vesoul 14:30着 Vesoul 15:31発 ↓ 電車(Ronchampから31.20ユーロ) Paris est(東駅) 18:46着 こんな感じのスケジュールで日帰り可能。 でも行ったのは土曜日。 他曜日は要確認。 これならパリに戻ってもこの時期は9時くらいまでは 明るいのでまだまだ何かが出来る。 ゆっくり夕食も取れるしね。 タクシーの運転手は慣れているのか途中、教会が遠目で見えるところで 路肩に止めてくれたりして親切。パリで聞いた料金とほとんど同じ。 帰りはRonchampから帰るって言ったけど何かあったらと名刺をくれた。 英語は通じなかったけどイタリア語でだめもとで話したら通じた・・・ 北イタリアやスイスの人たちはスイスのBaselから入ると便利なのにと電車の中で 地図を見て思った事を指摘される・・ まあ、今回はこれが目的ではないことを説明したけど、 やっぱそうだよねえ・・往復10時間位かかってるしなぁってちょっと思う・・ あまりに道中、人に会わないし Ronchampの街は何もないし 駅も無人駅で待っているのも私だけ。 ちょっと不安に感じ始めた私の前に定刻どうり 電車が来た時は正直ほっとした。 教会も最初は何人かいたけど昼時だったためかすぐに貸しきり状態。 もちろん教会のよさは言うまでもない。感動、感動。 天気も最高だし(良すぎて日焼けだけが後悔・・) 1日がかりでも来て良かったと誰もが思うのでは・・ 内部は撮影禁止だけど何時間もかけて来たんだから許してって事で だれも居ないことをいいことに写真をバシャバシャ。 うまく取れてないけど信者席の断面がいい。 Ronchampまでの電車のなかで面白いステッカーを見つけた。 単純な携帯使用の可不可のステッカーなんだけど 分かりやすい上にカワイイ。 電車のシートも淡いグリーンとグレーのシマシマでこれまたカワイイ。 イタリアもスタルクがデザインしたりしているけどイマイチ小洒落ていない。 パリ内は大体地下鉄を利用。 笑えたのが構内のベンチ。 1つ1つが離れている・・ 個人を尊重するフランスだからか? 1人では何も出来ない寂しがり屋のイタリア人はたぶんここには座らない。 常に誰かの隣にいたいから。 そんな感じの旅行。 こんなに近いのに文化・言語・料理・ファッション等、みんな異なっていて面白かった。 特に人の目の力の違い。 最初に行ったロンドン。誰も私を見ない!! 見てても目が会うとすぐにそらすし。 次にパリ。たまーに誰かが見ている・・ そしてヴェネチアへの帰途、飛行機内やヴェネチアの空港・・・ 見てる、見てる・・ そう、イタリア人ってみんなお互いにじろじろ見ている。 他人への好奇心の差なのか、その見方もすごい力(?)を感じる。 でも1週間ぶりにそんな人たちに囲まれてほっとしている 自分がいるのも笑える・・ #
by capamo
| 2005-05-02 23:33
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by capamo
| 2005-04-22 23:26
| この街
ついに新しいPAPAが決まった。
昼ごろ起きてテレビをつけたら バチカンの煙突のアップ映像が。 この煙突から新しいPAPAが決まったら白い煙、 まだなら黒い煙が。 どうもRAY1(NHKみたいなもの)では この今の煙がどうも白じゃないかって事で 盛り上がっていた・・ スタジオからは「いや、白っぽい黒だ」とか 「絶対黒!あ、、、でも白かも」なんて 公共の電波であいまいな会話を流す始末。 昨日からイタリア中(世界中)がこの煙突に注目しているわけだから しょうがないか。 結局その後、白い煙が確認され新しいPAPAの お披露目となった。 その後、街中のテレビを設置したBARの店先には新しいPAPAを見ようと 黒山の人だかりが出来ていた。 夜はフェニーチェでオペラ"PIA DE' TOLOMEI"を鑑賞。 Donizettiの作品だけど今まで知らなかった。 前日、ネットで概略だけでも頭に入れておこうと 思ったけど全然ヒットしない・・ 1837年ヴェネチア初演ってことだけ分かった。 ストーリーは・・・どうも不倫ものっぽいけど いまいち分からない。 舞台セット・衣装は写真のように現代風(いまいち)。 後半の曲は結構好き。 今日は桟敷席(とりあえず知らない作品なので安いとこに)だったので 会場の人たちの観察を楽しんだ。 思いっきりドレスの人からボロボロジーンズまでいろんな人がいる。 それからオーケストラピットも面白い。 黙っていると死んでしまう(?)イタリア人、 曲の合間のちょっとした時間にも彼らはしゃべっている。 どうみてもあれはおしゃべり。曲のことではない。 そんな桟敷から友人を発見。 終わった後、近いので一緒にうちでご飯。 っていうのも日本人の友人から昼過ぎに 「カレー作りすぎたから鍋もって来い!」との連絡があり もらってきたカレーがたくさんあったから。 カレーの入った鍋を持ってヴェネチアの街を歩く自分が笑えたけど・・ でも美味しかった。ありがとう。 なんか皆、私に食べ物くれるんだよね。何でだろ。 #
by capamo
| 2005-04-19 23:33
| イタリア
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